プロジェクト名「残留」

さらにいまさらですが、モリシの怪我について少々。

・・・実は磐田戦の前にヨソで書いてたことを、少しばかりオブラートに包んで書き直そうかと思ったのですが、めんどくさくなったので若干修正する程度で包まずに出すw


練習中の怪我の場合、何が主原因かを特定することは難しい。大体、ものすごく優秀なスポーツ選手ではあるけどその反面、本質的にはどんくさい人だからw 単純に本人の不注意もしくはやりすぎによるものって可能性も十分ある。

まして、たまたま怪我する前日にツモってた方から聞いた話によると、アキの真似して変態チックなトラップをかまそうとしてた(できたかどうかは知らんww)らしいので・・・「だからぁ、慣れないことはするもんじゃないってばw」って話かもしれない。



ただし。

もともとプライオリティ(優先順位)の低い試合なのに、チーム最年長最多稼動の選手を遠征先まで連れて行って、あろうことか2点のビハインドを背負ってから出場させて。そしてプライオリティの高い試合を前にして怪我。 こうなると、最終的な結果はどう転ぶにせよ、言い訳はできないよね。誰が、ではなく、チームの体制として。


上のエントリでも少し触れましたが、私はシステム屋のような仕事をしております。これでも来年でまる10年になる、世間的には一応「ベテラン」です(本人にその自覚はあまりないが)そして常にレンタル移籍w

で、元来、スポーツの世界とシステム屋の仕事とは全然別ものではあるけれど。必要な作業に優先順位をつけて、高いものの完成度を高めるために、低いものは後回しにする(ことをお客さんに納得していただく)、そのためにスケジュールを引いてマイルストーン(途中目標、とでも言えばいいかな)を設定し、随時確認していく。

そういうのって、簡単には達成できない目標が存在するときには絶対に必要不可欠なステップじゃないですか?あれも全力これも全力、なんてやってると、肝心なときに大事なところでバグが出たりどっかに負荷がかかり過ぎてスケジュールが回らなくなるもんなのよ。そう思いませんか、同業者の皆さん?w

特に、力量も経験年数もバラバラなメンバーが何人か集まって作業するのであれば、尚のこと。それぞれがどの程度の負荷まで耐えうるかも考慮してスケジュールを組み立てていく。 SE(システムエンジニア)さんて大変だよね。(今回の仕事に関しては、私はそっち方面、完全ノータッチなので、気分的には楽だけどw)

ただ、このチームはあまりにも最年長級のメンバーに負荷をかけ過ぎてたことは確かなんで。これを機会に、無理矢理にでも若手や中堅が自覚に目覚めて「残留」という名のプロジェクトを背負っていけるようになれば、これぞまさしく「怪我の功名」ってことになるんだけどね。なるかならないかは本人次第。

磐田戦を見る限りでは、この部分についてはヨシト、東美あたりが中心となってよくやってくれていたように思う。怪我や出停の影響があって、両サイドの守備が不安定だったのはやむなし。てか、あの試合に限ってはあれ以外の選択肢はあり得ない。そういうところをここぞとばかりに的確に突きまくってきやがるジュビロが相手だったことが最大の不幸だ。


そうそう、システム屋としてはもうひとつ言えるかな。

どんなに力量豊かで経験豊富なメンバーが揃ったプロジェクトでも、人間関係がギクシャクしているようでは絶対にうまくいかない。これもまたガチ。

その面に関しては、生真面目なキャプテン・フル、モリシがいなくても後輩に絶大な影響力を持つアキ(それがいいか悪いかは別としてw)いまやチームの王様(ただし名君)である名波、永遠のいじられ役であるところのヨシトw等々、なかなかクセはありつつも、まぁうまくはやれていそうだ。

このチームにとっての最後のモチベーションとなるのはやはり「モリシのために」という気持ち、なんだと思う。その気持ちだけは、絶対に忘れずにいこう。