モリシに神が降りた日

昨日の喜びの勢いを借りて、ミナツモに行ってきました。

(いや、もともと午後から出かける用事もあったのでついでと言っちゃついでなのだけど、しかし最終的にとったルートを考えるとものすっごい遠回りをしているw)


9時半過ぎに着いたのですが、その時点で若手組(+東美・シャケ)と吉田以外のGK3人(以下暫定的に「若手組」と表記。)は既に練習が始まってました。10時近くになって、昨日のスタメン+スタベン+ピンゴの計18人(以下「スタメン組」と表記。)が相次いでクラブハウスを出て練習場へ。昨日の試合では最後に負傷退場の形で交代した藤本も元気そうな姿でひと安心*1。残念ながら出番のなかった名波も、自分が移籍してきて最初の試合でチームが勝利したせいかずいぶんご機嫌な様子で、サポからの呼びかけにも軽ーく笑顔を見せたりしてました。

ここからは長くなるので畳みますね。ミナツモの様子を知りたいセレサポさんだけドゾ。


ピッチに入ってしばらくは、なぜか通訳のガンジーさんと話し込んでいた名波。



スタメン組は軽ーくウォーキング&ランニング&ストレッチ。

ウォーキング中、あからさまにご機嫌無限大なふたりw



その後は3人1組でサッカーテニス(バレーだっけ?)。

ヤナギ・古橋・藤本。6組中いちばん、というか唯一まともそうな組。



モリシ・徳さん・コケ。ある意味台風の目w



名波・山田・河村。一見まともそうなこの組が、この後注目を浴びることに。



アキ・柿本・ヨシト。メンツを見ただけでいろいろとヤバそうな組w



ブルーノ・山崎・ピンゴ。ある意味ブルーノさんのひとり舞台。



吉田・前田・宮本。まともと言えばまともなのだが、初戦がちょっと面白かった。



え?なんでこんなこといちいち細かく書いてるのかって?いやいや、ここからが面白いんですよ。


初戦はヤナギ組−モリシ組、名波組−アキ組、ブルーノ組−吉田組。こう来るとやはり要注目は名波組−アキ組の対戦ですよね。というわけでそこを中心に見ていたのですが・・・えー、テクの名波、運動量のヤマタク、バランスの河村と三者三様のバランスの取れた名波組に対し、アキ組の(キャラはともかく)チーム構成の悪いことと言ったらw 特にレシーバーがヨシトになるときとアキが最後列に行ったときは目も当てられない状態でしたww 山田は山田で、まるで昨日の河村のように客席を煽るしwww

そうこうしてる一方、奥の方からはやたらめったらモリシの騒ぎ声が聞こえる。これはまぁいつものことかw さて手前は・・・おいおい、ブルーノと吉田が言い争いしてるぞ。せっかく昨日完封したとこなのに、いまGKとDFの要が対立してしまったr

「イマノ、ハイッテタ!」「絶対入ってないって!」

・・・いったい何なのだこの(とてもサッカーチームの練習中とは思えない)カオスな空気はwww


2戦目。先ほどのチームの右側がそのままひとつずつずれる形で、ヤナギ組−吉田組、名波組−モリシ組、ブルーノ組−アキ組。はい、どの対戦カードが注目か、言わなくてもわかりますね。

話はさかのぼりますが、昨日の横浜戦。モリシはゴールもさることながら、パスの出し手としても素晴らしく(アキとのワンツーから徳さんにいいボール出してましたよね)もちろんいつもどおり守備のカバーも万全で、あの蒸し暑い長居ウェザーの中、34歳というのはもちろん両チームの中でも最年長プレイヤーでありながら、交代のギリギリまで死力を尽くして走り続けた、その姿はまるで「サッカーの神」がそのまま具現化したようだったと言っても過言ではないかもしれません。(いやちょっと過言か)

さて一方、今日のモリシにも神が降りていました。ただしそれは「サッカーの神」ではなく「笑いの神」でした・・・。

名波組との試合開始直後。センターライン(コーンの間に棒が渡してある)ギリギリのところでモリシがジャンプしながらヘディングをすると、どういうわけかそのボールはコーンに当たって自陣に転がる

・・・どうやったらそんな器用なヘディングができるのだ?ww

そのしばらく後。今度は上がったクロスに突っ込もうとしてバランスを崩したらしく、芝生に顔ごと突っ込むw

「イテー!!」

うつ伏せでのたうち回るモリシを尻目に、名波側に渡ったボールは悠々とパスをつながれてモリシの尻に当たって転がり落ちる・・・www

そりゃまぁ、こんなことが2度も続けば、いい加減このチームのどこがウィークポイントであるかなど一目瞭然なわけで。名波さんなど、きっちりモリシを標的に絞っておられました。こういうのは「小ズルさを正しく使用した例」ですね。
一方その頃、山田はまたしてもことあるごとに客席を煽るw 同チームの河村が「山田さん、もう勘弁してください・・・」と言わんばかりに山田を止めているのがまたなんとも。


3本目。(おそらくは)2敗して後がないモリシ組はブルーノ組と対戦。そこで幸先よく2点先取したモリシ、相手にプレッシャーを与えるためか単に何も考えていないのか、無闇やたらと「イェーイ!!」と相手を挑発しにかかるw それはそれで小賢しいのかもしれないが、その挑発する相手がピンゴって時点で何か間違ってると思うんだ、うん。
で、案の定逆転負けをくらって最下位に沈むとw


最下位チームには罰として「腕立て伏せ&用具片付け」を言い渡される。しかしモリシは監督に見えない角度で地面に膝をついて楽な腕立てに逃げておりました。こういうのは「小ズルさを間違って使用した例」ですねw そういえば用具片付けのとき、山崎がちょこっとお手伝いしようとしてたな(モリシに「いいよいいよ、こっち貸して」って感じで言われてたので、結局渡してしまってたけど)ほんといい人だなぁ山崎。

このサッカーテニス、終わってみればただひたすら「モリシがおかしい」状態で、笑いすぎてまともに写真も撮れなかったというオチ。


さて、今日のモリシに降りてきた「笑いの神」、これだけでは終わってくれませんでした。

サッカーテニスの後、昨日のサブ組(多田以外)+ピンゴは3対3+1フリーマンの形でミニゲーム開始。一方スタメン組はウォーキング、ストレッチでもう上がり。時間にして1時間弱、連戦が続くこともあって早いなー。

そのストレッチ、11人とフィジコさんが輪になって行うのですが、そのときの並び順がブルーノ・モリシ・アキ。これだけでもう「何か」を期待してしまうわけですが。

手前左からアキ・モリシ・ブルーノ。揃って右の方を向いているのは、サブ組のミニゲームを見ているから。


はい、それじゃ大の字になってねー。それから、片方の足を反対側の脇に倒して、脇腹の筋肉を伸ばしましょー。と、


「イテッ!!」


ま た モ リ シ か 。

今度は何かと申しますと、隣にいたアキが右脇に投げ出した左足がモリシの左手に思いっきりヒットしたのでした。ええもちろん、そんなものが偶然に当たるはずもなくw しかしやり返そうにもモリシの足ではアキの手まで届かな(ry

・・・脚が長いって素敵やん。


ストレッチが終わると、スタメン組は暑いこともあってさっさと引き上げていくのですが、ただひとり河村だけが芝生にぺたんと座ったまま、いまだ続くサブ組のミニゲームをじーっと眺めている(帰り際にアキが氷ぶつけて遊んでたw)。ひょっとして名波待ち?と思ったら案の定、サブ組の練習が終わったとたん「待ってました」と言わんばかりに立ち上がる河村。

ちょうどその頃、若手組の練習も終了し、引き上げてくる。ちょうど先頭を歩いていた柿谷が、視界に入った河村と軽くパス交換して遊ぶ。と、意味もなく客席を煽る柿谷w

これ、当分セレッソ内で流行するかもしれませんね。しかし、10歳も年上の河村をからかうとは大物だな柿谷w


名波と河村は予想通り連れだってウォーキング(歩き出すとき河村が「多田!」と呼んだのだけどw 今日はさすがに長い練習で疲れていたのか、多田は参加せず。代わりに山田が一緒に歩いていた。山田は最後の方は独りランニングに。)。

ヨシトとコケはデカシに誘われて居残りシュート練習に参加。丹野をGK役、シャケと宮本(?)をクロス役に、柿本・ヨシト・コケ・デカシ・柿谷の面々。

以前、7月頃のミナツモ情報を教えてくれた何人かの友人によると、その当時はシュート練習をしてもなかなかゴールマウスに入らなかったそうですが、やはり多少なりともチーム状態が上向いてくるとサブや若手組にまでその心理状態が伝わってくるのか、DF役を立てていないとはいえ今日はなかなかの決定率でした。コケのシュートがちょっとうまくなったような気がするのは、やはり気のせいかもしれませんがw でも気合は十分に伝わってきた。そうそう、コケとデカシはU-21に、柿谷はU-16にそれぞれ参加してたんでしたね。そこら辺でいい刺激を受けたことも影響してるのかな。

ていうか、デカシがねぇ・・・ほんと面白くて。柿谷とは別の意味での大物感が。

まずヨシトをシュート練習に誘うときからして、何かぼそぼそ話してたんだけど、たまたま通りがかったフィジコさんが怪訝な顔で「ボス!?」 なんかよくわからないけどヨシトはデカシのボスらしいですよw

そんで、シュート打つたびに、いちいち


ウォリャー!!

トリャー!!

ホワー!!


と雄たけびをあげるデカシw やばい、ちょっと気になる存在になってきたww すぐにとは言わないけど、早くトップで見たいな。そんで長居でもあの雄たけびを。


とりあえず、チームの空気は少しよくなってきたことは間違いないと思う。あとはこの空気を、不必要に緩ませることなく京都戦まで維持していけるか。頼みますよ選手・スタッフの皆さん。

*1:練習後に「足大丈夫ですか?」と確認したところ、かなり明るい表情で「はい」とうなずいてくれたし、あの様子なら多分大丈夫でしょう。