さぁ、どうしてくれよう。

試合としては、見た目よりシンプルだと思いますわ。

まず1得点目の後、何度も追加点を奪える決定的チャンスがあったが、クッシーの好セーブもありどうしても2点目を奪えない。「あ、これやばいな」と思った瞬間、カウンター一発で同点。サッカーってのはそういうもん。

ちょっと飛ばして、10人対11人から古橋がPKゲットし*1、カルロスが落ち着いて(かどうかは知らんが)決める。ここはいいとして、ここで斎藤大輔が2枚目のイエローで退場になった。もしこのとき斎藤が退場になっていなければ、セレッソとしてはいっそ楽だったろう。ともかくこの1点を守り切るためだけの采配をすればよかった。

ところが、10人対10人になってしまったことで、変な欲が生まれてしまったのではないか。特に次節はアキが出れないことが確定していただけに、取れるだけ点を取っておきたい、そういう方向に気持ちがいってしまうのは、まぁ仕方がないのか。しかし浮き足だってるうちに同点に追いつかれ、「もう1点取りに行こうか」ではなく「取りに行かなければならない」となってしまった。あのとき、もう少し落ち着いてゲームを進められてればなぁ・・・。

最後の2失点は、まぁしゃあないよ。そりゃアウェイゴールのこと考えたらあの失点は本当に痛いよ、けどだからって「2-3で締めるサッカー」をホームチームがやるわけにはいかない。前がかりになったところで裏を突かれてとどめを刺される、これもサッカーの常道。

問題は、アキの退場と3失点目。それに尽きる。

先に3失点目について触れると・・・なんであの場所でああいうミスをするかなぁ。それも新人とか若手DFがやっちゃうんなら諦めもつくけど、モリシと並んでチーム最年長の選手がやるなよと。今日、3バックにしたことの是非はおくとしても、あのポジションに藤本では駄目だったのか?ベンチには入ってたってことは、少なくともプレーができないほどの怪我をしてたってことはないはずだし。だからって藤本が同じミスやったとしたら、やっぱり怒り爆発してたと思うけどね。

そんで、アキですよ。どうしてくれましょう。確かに斎藤大輔の方が先に手を出してたのかもしれないけど(それが古橋PKゲットの際、ファウルというだけでなくイエロー→退場にまでつながった、とみるのは考えすぎか?)「やられたからやり返す」じゃガキと変わらんぞ。そしてそのことが最終的にはチームに多大な迷惑をかけている。もし今日の試合を11人でやれていれば、少なくとも2-1になった後もう少し落ち着いてサッカーできたんじゃないか?と思うだけに余計「どうしてくれよう」と。

ナビスコ杯大宮戦(アウェイ)の際、東美がイエロー2枚で退場になり、その後アキが同点ゴール決めたことがあって、あのときは「日曜日(次の試合)までアキの炊事洗濯〜布団干しまでやれ」と書いたことがあるけど、それは罰ゲームというより「あの試合を拾ってくれたアキに感謝しろよ」という意味合いが強かったんだよね。でも今回は・・・拾うどころか、最終的には試合そのものがぶっ壊れたからなぁ・・・。誰に感謝するもへったくれもないし、そもそも家事ができるとは思えないしなぁ(そこかよ。)

うーん、とりあえず、2年前の逆でヨシトにぶっ飛ばされとく?




ところで、まさかピンゴのゴールを我が目で見る日が来るとは思わなかった(笑)クロスもよかったけど(ここについてはアキを褒めておく。)何より文句なしのヘディング一閃!だった。少なくとも10人になるまではいいプレーしていたし、うーん、このタイミングであんなプレーされてしまうと、なんとも複雑な(苦笑)

*1:この場面も含め、古橋に積極性が戻ってきたことは本当に好材料。あとは得点だけなんだが・・・。