のどかなる戦い。

試合開始直後。

今日は仕事をそこそこに切り上げた後、大急ぎで神戸ウイングスタジアムに移動。キリンカップウルグアイスコットランド戦を見てまいりました。

・・・決してねじくれて「いまの日本代表の試合なんかより、こっちの方が面白そうだしー」なんて理由で行ったわけじゃないんです。もともと仕事の都合で、今週いっぱいはとてもじゃないけど定時で切り上げてサッカー、なんて真似はできないだろうと思ってたんで、最初からどの試合もチケット取る気ナッシングだったのね。

ところが、月曜日にちょっと頑張ったおかげで、うまく切り抜ければ1日ぐらいは定時上がりしてもよさげなふいんき(なz(ry)になってきたので、えーい、行っちゃえー!と。まぁその時点で当然長居の日本戦なんてチケはなかったわけですが、どうせならブルガリアスコットランドに行っちゃおうかなぁと。おそらく、この組み合わせの対戦が日本で見れることは2度とないだろうし(笑)

というわけで、当日券で入場。ちょっと張り込んでカテ1ですよカテ1。(でも4,000円。)

試合は・・・まぁ、あの、明らかにブルガリアは後半疲れてましたね。中1日だから仕方がないとはいえ。一方、スコットランドの方も、途中まではちょっと手探りでサッカーしてるような感じ。前半なのにロングボールの蹴りあいになったときは、途中で帰ったろかと思った(笑)まぁ、帰らなくて正解だったけど。

ブルガリアは、明らかに17番だけ別格。異次元。と思いつつプログラムで確認して納得。マルティン・ペトロフアトレティコ・マドリーに所属。国外チームだと、他にセルティックとかポーツマスに所属している選手もいるけど、まぁやっぱりちょっとこのM.ペトロフだけが抜けてたね。ただし、それゆえに「ひとりでサッカーをしてしまう」傾向があったけど。あと、プレイスキックがうまい選手が多いわ、このチーム。結果的には1点しか入らなかったけど、何度となくスコットランドゴールマウスを脅かしていた。

しかし、先ほども言ったとおり、悲しいかな中1日。後半どころか、前半の途中から早くもDFラインの足がしばしば止まってしまう有様で、これでは今日の虐殺もやむなしか。

スコットランドの方は、えーとねぇ、どっかで見たことのある3-4-2-1(笑)いやむしろ5-2-2-1(大笑)実際、スタメンの名前を見てその選手のポジションをプログラムで確認するとDFが5人。攻撃は、かなりサイドを多用する感じだったかな。真ん中から攻撃したがる(というか、前述のM.ペトロフがとにかく真ん中から突破したがる)ブルガリアとは対照的。

そんでもって、今日のMOMは一応、前半で2得点をたたき出した18番、ボイド選手ってことになるんだろうけど・・・個人的MOMは17番。ガリー・ティーレ選手。3-4-2-1で言うと2の右シャドウ。小林セレッソで言うならモリシの位置ってことになるのかな。でも明らかに適性はサイド向け。めちゃくちゃ足が速いってほどでもないけど、キレのあるドリブルでサイドをえぐって相手を翻弄し、低い弾道のクロスでアシスト。自らシュートも放つ(これは惜しくも外れたけど。)そしてCKまで蹴ってしまう。早い話が徳さん。あえて言うならスタミナのある徳さん。つまり徳さんの理想形。(どんなだ。)セレサポなら、ああいうタイプの選手を見て好きにならないはずがない。

埼スタでの日本戦にこの選手が出てくるかどうかはわかりませんが、出てきたらちょっと注目して見てください。




それにしても。

御崎公園駅ホームにて。

地下鉄のドアが開いたらいきなりタータンチェックのスカートを履いたでかい白人男性集団」が乗ってたらビビりますよね(笑)頭では「これがスコットランドの民族衣装なんだ」ってわかってはいても。しかもビール片手だし。さすがだぜスコット。

(ついでに言うとその集団のひとりは、隣に座っていた日本人女性を熱心にナンパしておられました・・・。結局どうなったんだろう。)

フーリガン気取りで騒動起こす輩がいたら困るけど、こういう雰囲気ってなんかいいなぁ。時間や人数こそ違えど、4年前のナイジェリア−スウェーデン戦を思い出しました。