2試合連続89分。

内容は決して悪くないのに結果が伴わない試合もあれば、内容は決して良くはないのにそれなりの結果が出てしまう試合もある。今日の試合は後者の典型。ただし、そういう試合で結果を出すためには、「苦しい時間帯があっても、これを乗り越えれば絶対にまたチャンスが来るんだ」と信じていられることが大事。そしてそれを信じようと思えば、まず自分達のサッカーに自信を持たなくてはならない。

去年、前半と後半の2度に渡って「負けなし記録」をつくった、あのときの精神状態にチームが少しでも近づいているのなら、それはきっとよい傾向だ。

山崎の左SB。このポジションで彼がプレーするのを生で見るのは、おそらく初めて。正直「SBとは名ばかりの守備専なんだろうなぁ」とか思ってたんだけど、普通にサイド駆け上がって普通にクロスあげてるのにびっくり(笑)しかもそのクロスが意外とよかったりする(笑)ようやく左SBに是以外の選択肢ができた。ただ・・・吉田との連携はもっと意識して声を出し合うように。後半、バックパスの処理の甘さから危うい場面を何度かつくってたよ。

右SBの山田、ここはもう安定してますね。たまに守備面で不安を見せたりしますが、果敢なスライディングによってピンチの芽をどうにか摘んだりもしている。攻撃面でのプラスも考え合わせると、このポジションは当面、山田の一択か。

右サイドのシャケ。頼むからもう少し山田との連携プレーを練習してくれ。ただ、今日は何本か、すごくいい切れ込みとかクロスでチャンスを演出してもいたので、まぁトータルで見れば及第かな。

すさまじかったのは古橋で・・・名古屋さんはよっぽど古橋に対してトラウマがあると見える(苦笑)とにかく古橋に対するプレスだけは尋常じゃなかった。それでも最後は古橋のあげたクロスが同点ゴールにつながるんだから、世の中わからんというか、よくよく因縁があるというか。

そういうわけで、サイドについてはある程度目処が立ったかな、という印象を持ったんだけど、真ん中の方は難しいねぇ・・・やはりこのシステムでは、東美はキツいかな。ひょっとしてひょっとすると、このシステムなら河村の方が案外フィットするかも・・・って、いま出れない選手のことを考えても仕方がないか。

徳さん、俺の徳さん。たった数分の出場で、それでもファーストチャンスできっちり仕事してくれるあたり、眞中靖夫の幻影を見たね私は。徳さん自身はもちろんスタメンで出たいという気持ちがあるんだろうけど、私はこのまま徳さんに「スーパーサブ」の道を究めて欲しい。去年のセレッソに唯一足りないものがあったとすれば、それは「スーパー」のつくサブの存在だったと思っているんで。どんなに苦しい場面でも、その選手が出てくれば「あぁ、そうだ、彼ならばきっとやってくれる」と信じられる、そんな存在。

そんな徳さん、試合後にゴル裏に挨拶に来たときは、モリシに「前、前」って感じで押されて一番前で挨拶。徳さんにしては珍しく、ちょっと顔がほころんでいました(*´Д`)




名古屋の方は、試合前の時点で決勝トーナメント進出などほぼ絶望的だったにも関わらず、めちゃめちゃ本気でかかってきてくれまして、どうなることかと思いました(苦笑)

つーか、何がびっくりしたって、噂には聞いていたけどDF古賀のFW起用・・・はいいとして、

それが普通に機能していた

ことがびっくり(笑)これで玉田なんて出てこられた日には、どうなっていたことやら。

あと、スピラールがうざかったなぁ。いや、単に「アキをぴったりマークしまくっている」ことがうざかったんでなくて、けっこう「いやそれ危ないやろ!」というファウルで止めにかかることがけっこうあったんでね。ひやひやしたよ。まぁあれは「明らかに危険なプレーなのに頑としてカードを出そうとしない」主審の責任の方がでかいけど。セレサポ諸氏に聞かせたかったよ、主審が発表された瞬間の、アウェイ側ゴル裏の悲鳴にも似たどよめきを(苦笑)




まぁ、試合のことはさておくとしても、

この一家だけは存在自体が反則なわけだが(笑)

来年も名古屋アウェイに来たいなぁ。だから絶対ざんry(ry