あなたに逢えてよかった

上の方でも少し書きましたが、今日はセレッソとそれに関わるすべての人々にとって、大事な大事なメモリアル・デイでした。

事前に話が伝わっていたので、ピンクの花(私以外にシンドリさんとそのお連れさんの分も)を購入してスタジアムへ。ふたりと合流した後で、さっそくその花をコンコースへ。

花・花・花・花・花。


もちろん、偉業を祝うダンマクも作成。

その一番端。誰が見てもモリシとわかるシルエット。


試合前の大型ビジョンでは、モリシの歴史を振り返る特別ビデオが放映される。すいませんセレッソさん、それ、もう少し映像を追加して、商品化してくれません?(笑)

練習が始まったとき「あれ?」と思ったんよ。いつもならモリシは前田あたりと組んで、アキはヤマタクと組むんだけど・・・

モリシとアキが組んで練習してるよおい!

いつ以来だろう、こんな光景見るの。2000年の頃はどうだったかなぁ。よく覚えてないや。

「なに、モリシへのごほうび?」とか、よくわからないことを言ってたのは私だ。

選手入場後の花束贈呈、誰がやるのかなぁと思っていたら甥っ子さんでした。

http://www.jsgoal.jp/photo/00013600/00013662.html

ミニチュアモリシ(*´Д`)ハァハァ(まずモリシ本人がミn(ry という点には目をつぶって)




ちと話がずれますが、今日の対戦相手は福岡。福岡の現10番といえばこの人。試合前のアウェイ選手紹介のときも、通常はブーイングか無視のどちらかなのですが、久藤ちゃんのときだけ拍手が起きてたぐらい。

でね、後半、モリシが誰かに倒されて、しばらく起き上がれなくなりまして。といってもモリシの場合「本当に痛い場合」と「倒されたことを利用して少し休息してる場合」とがあるのですが(笑)今回の場合、あまりセレッソの選手が駆け寄って来ないからまぁ後者だろうと思ってはいたのですが、でもけっこうな時間起き上がらないんで、ちょっと心配してたんですね。

そこに福岡の選手がひとり駆け寄り、モリシにすっと手を差し出す。モリシも素直にその手をつかみ、立ち上がる。

はい、その福岡の選手とはつまり久藤ちゃんでしたと。あんな試合だったけど、あの場面だけは和みました。 まぁ「モリシが本気で痛がってるのかどうか」ぐらいのこと、久藤ちゃんならひと目でわかるわな(笑)




閑話休題。試合後、いつもどおり選手一同がゴール裏に挨拶に来たのですが、その後、モリシだけがひとり、さらにスタンドに近づく。先ほどの花を渡されているのでしょう。

すべての花を受け取ったモリシ、既にメイン側に挨拶に行った他の選手を追いかけて歩いていく・・・のですが・・・

明らかにモリシの腕の長さを超えた量の花を渡され、花に埋もれながらえっちらおっちらよたよたと歩くその後姿。

・・・・・・・・

一瞬、正気を失って「モリシかわいい、かわいすぎる!」と大騒ぎしちまいましたよコンチクショウ(*´∀`)




もうすぐ34歳にもなろうというモリシ、しかしプレースタイルは相変わらず「いつでもどこでも全力疾走」で、見る者を冷や冷やさせ、わくわくさせる。そして相変わらず謙虚で腰が低くて、そして天然(笑)

私が最初にセレッソの試合を見に行くようになった頃は、まだモリシのことはそんなに意識してなくて「あぁ、そんな選手がいるんだ」ぐらいにしか思ってなかった。最初の頃は黄善洪にハマってたりなんかして。

だけど、ずっと長居に通っているうち、不思議とモリシを見るようになっていた。モリシから目が離せなくなっていた。

モリシのおかげで、いままで知らなかったことにたくさん出会えた。モリシのおかげで、たくさん幸せになれた。

Jリーグ通算では19人目の偉業。だけどモリシの場合、この記録がスタートするよりも前にJFL時代があり、途中には1年間のJ2降格もあった。(19人のうち、記録達成までにJ2降格を経験したのは山田暢久とモリシのふたりだけ。)日本代表だってある。

そんなにもたくさんの試合を「モリシはモリシのまま」でこなし続けてきた。あの小柄な身体で、誰よりもたくさん走りまくるあのプレースタイルで。そうして、今日という日を迎えた。

モリシ、おめでとう。そしてありがとう。

J1 第8節 森島 寛晃選手(C大阪
J1リーグ戦通算300試合出場達成!

2006Jリーグ ディビジョン1 第8節において、森島寛晃選手(セレッソ大阪)がJ1リーグ戦通算300試合出場達成しました。

http://www.j-league.or.jp/release/000/00001119.html