雲の切れ間からこぼれる 輝く予感を集めて

さぁさぁさぁ、いよいよ2006年シーズンのスタートですよ。今年は(も?)新しい選手が多くて、名前を顔を一致させるのにはしばらくかかりそうですが(山田以外)楽しみな選手が多いな、とも感じているので、いまからワクワクしてます。


今日は9:30から開始ということでしたが、まぁ予想どおり最初は全員揃ってミーティングルームへ。15分ぐらい待ってからいよいよミナツモのピッチに登場。軽くコバさんのお話があってから、まず天然芝の方を1周だけ走って身体を温め、ストレッチをやって、今度は人工芝の方まで使ってのランニングを何周か。それから、ボールを使ってふたり1組でパス交換。これは練習というよりも、新ボールの感触を確かめるって目的の方が強かったかもしれません。

このパス交換のあたりで遅れて出てきた選手がひとり。でかさと髪の色から察するに柿本か。新年最初の別メ、ちょっとさびしそうでした。あと、ひとりだけいない選手がいまして、ちょっと気がかり。インフルエンザで出れませんとか、そんなだったらまだいいんだけど、他の理由だったらちょっと不安・・・。

練習途中から、梶野さん、ジルマール神、西村さん、さらに出原社長と次々にスタンドに来て、サポに挨拶とか握手とかしたりしながら、天然芝側のちょうどゴール真裏あたりの最上段で見学。VIP席だ(笑)

通常メニュー組はこの後、GK以外は3グループに分かれて5対5+1(どちらチームにも入らず、ボールをもらうとすぐにパスした方のチームの選手に返す。)でのパスゲーム。その後、半分ずつでミニゲーム。で、最後はGKも含めての全員参加で、ミニゲーム用ゴールを4つ使ってのゲーム。人数多すぎて、もう何が何やら(笑)

ここで個人的に「おおっ」と感じたのが、噂の柿谷。(プロ契約になったんだから、もう「君」はいらないよね。)今月16歳になったばかり、まだまだ身体は細っちいのですが、昨年バリバリ活躍してた選手、それこそブルーノあたりから寄せが来ても動じることなく、トリッキーなプレイで考えられないところにパスを送るそのセンスは、なるほどこの世代の代表で中心となるにふさわしいなと。

もちろん、まだ始動日だし、自チーム内での練習だから、本当の試合のときほどキツくはプレスして来てないとは思う。それにしたって、これまでのユースの試合で受けてきた守備とは勢いも強さも全然違うだろう。そんな中でも一瞬で状況を判断して相手の裏をかくプレーを選択できる、その落ち着きと視野の広さがすごい。サカマガかなんかの記事で、ユースの副島総監督が「ユースではプレスがかからなくて練習にならない」と言っていたけど、本当だったんだね。こりゃ、セレッソユースとしては前代未聞の中途昇格もうなずけるわ。

練習はこれでひととおり終了、今日はこの後の予定も詰まっているため、居残り練習をする選手もなく、さっさと引き上げていきました。新人たちはお片付けを手伝っていて、えらいえらい(笑)

引き上げてくときにコバさんと西村さん、社長さんが話しているのをスタンドから聞いていたのですが、選手・スタッフ用のピンクネクタイも新調されたらしい。前より濃い色のピンクに小さいドット、ところどころにセレッソエンブレム。あと、シャツもお揃いになるみたいですよ。(胸ポケットのとこにエンブレムらしい)

その後、選手はカフェセレッソでの昼食会(この後の予定があるため、帰りたくても帰れないので)を経て、今年の新ユニでの写真撮影へ。

金網越しなんで妙な線が入ってるのはお許しを。

シャツは濃いピンクと紺のストライプ・・・なのですが、等幅ではなく、向かって左側ほど紺が太く、右はピンク優勢。紺が昨年までのよりさらに濃くなって、遠目には黒にすら見えます。袖は、いわゆる「MIZUNOライン」がなくなり、ラインの中のマーク、通称「ロンギヌスの槍」(笑)だけが残りました(昨年のアウェイユニの袖を参照。)パンツの方も同じ紺色、「MIZUNOライン」がこちらに移り、その両サイドをピンク色のラインが走っていていい感じ。ソックスも同じ紺に、こちらはピンクラインが1本。また、NIPPON HAMが胸スペースをYANMARに譲り、背中に移動しました。

賛否両論ある新ユニですが、私はけっこう好きですよ。私があまり多色のユニが好きではないせいもあるのでしょうが、買うかどうかはまだちょっとわかりませんが。(襟が、襟さえあれば・・・)ただ、上から下までのトータルで見ると、いい感じかなって。特にソックスがポイント高。

何パターンか写真を撮っていた中で、「メディカルアシストスポンサー」なるものが増えていたのと、みんなでSUPER H2O(リンク先、音が出るので注意)を手に持っての撮影がありました。「メディカル〜」の方は、担架にでっかく病院名が書いてあってちょっとワロタ。H2Oの方は、これがスポンサーについたということは、サプライヤーがアサヒに変更になったってことかな?

で、新練習着もお披露目。おっと、ついに練習着にも胸スポがついたのね。遠目からでは「ん?何?CEREZOって書いてある??」ぐらいにしかわからなかったんだけど、後で「セレッソコート」のマークだと判明。つまりこれです。セレッソのスポンサーにセレッソコート!うむ、それでこそ大阪のチームだ(笑)

写真撮影終了後、一同はバス2台で移動して住吉大社へ恒例の必勝祈願へ。

手前は旧タイプのセレバスで、現在は大阪−鳥取間の高速バスとしても活躍中。奥が現在のもの。

受験シーズンだからなのか修学旅行なのか、中学生のグループがいくつか大社内をうろうろしていて、セレッソの選手が通っても「誰あれ?」な感じだったのですが、モリシのときだけは即、人だかり(笑)やっぱり「ワールドカップスコアラー」ってのは偉大なもんなんだなぁと、そしてそれに相変わらずの低姿勢で答えるモリシはさすがだなぁと、改めて思ったものでした。

再びミナツモに戻り、新加入選手は記者会見へ。と、その前に、ロッカールームに荷物の運びいれをしていたのですが(主に新人組)手伝ってあげていたコケとかシャケは優しいなぁ。

それ以外の選手はようやく解放。ほぼまる1日、お疲れさまでした。

取材中のモリシ。手が「気をつけ」してます(笑)変わんないねぇこの人も。




公式サイトのトップページを見ればおわかりのとおり、今年のキャッチフレーズはこれ。

「さらなる挑戦」

昨年、最終節はああいう形になってしまい、本当に残念だったけど、それでも「日々進化」と銘打った目標は確かに達成できた。試合ごとに問題点がどんどん改善され、強くなっていく姿を見つめ続けることができるのが、嬉しくてたまらなかった。

そして今年。確かに去年は素晴らしい1年だった、だけどあれで満足してはいけない、去年できなかったことを今年はやっていこう、去年を土台にして、より高みを目指そう、そういう意味のこもったキャッチコピー。シンプルで何のてらいもないけど、2006年のセレッソにはふさわしいキャッチフレーズだな、と思います。

願わくば、今年のセレッソが昨年以上に幸福なものでありますように。私も頑張りますよ!






Q. ところで◎さん、あなた普通に土日休の会社勤めでしたよね?なんで今日ミナツモにいたの??

A. 有休とってました。職場のみなさん、こんな理由で休みとってスミマセン・・・。