まだ少しつらいけど

試合終わってから20分ぐらいは、本当に口も聞けないぐらいの状態だったんですが、他の人たちがバス待ちしている間、後ろの方でシンドリさんと話し込んでいるうちに、ようやく気持ちが落ち着いてきました。




「楽しかったよね、今年。」




去年の2ndの頃は、崖っぷちのぎりぎりのところに立って、足を震わせながら応援していた。今年は高い高い山の頂上を目指して、一歩ずつ力強く踏みしめていくことができた。残念ながら頂上まではたどり着けなかったけれど、その道のりも足の痛みも、記録と記憶に刻まれる。




「やっぱりセレッソ好きだよね。好きでよかったよね。」




悔しさも悲しさも、結局はそこに始まり、そこに集約していく。愛するもののためでなければ、誰が好きこのんで時間と費用とをかけて、遠いアウェイの地まで追いかけたり、早朝あるいは前夜から並んだりなどできるものか。

正直言って、本当の意味で立ち直るにはまだもう少し時間がかかりそうですが、それは立ち上がるための力を蓄えるために必要だと思っておこう。




コバさん、大熊コーチ、西村GM、その他今年のセレッソを支えてくれたスタッフの方々、本当にありがとう。本当に本気になれば、チームというのは生まれ変われるものなんだな、と教えられた1年でした。

今朝のニッカン大阪版の記事横井さんのブログを読んで、「あぁ、アキがセレッソにいてくれて本当によかったな」って思った。2点目の後のあの笑顔、ずっと胸にしまっておきます。いずれ、もっと嬉しい瞬間に弾けさせるであろう笑顔、それを見るときまでは。

モリシ、今度もまた力になってあげれなくてごめん。絶対、絶対にてっぺんに行こう。いつか、ではなくて、すぐに行こう。あなたが走り続ける限り、チャンスは何度でもあるよ。