見える敵と戦え

いよいよ最終節、特にいまはセレッソの現在の順位が順位だということもあってか、昨日のログへのアクセス数が妙にあがってる今日この頃。J.B.Antennaでは12/3までのスペシャルバージョンってことで、首位争いに絡む上位5チームのブログの更新状況を見れるコーナーを作成されております。これは素晴らしい。

なぜかそのJ.B.Antennaよりも多いのがさっかりんからのアクセス。もうずいぶん前に載っけていただいて、なのでまぁここからのアクセスは常に一定数ある状態だったのですが、この2日間の伸びは何ごと(汗)ここは特別なこと何もやってなさげなんだけどなぁ。

で、この2強に次いで多いのが・・・あ、トーキョウ・ウェブ・ライフさんの敵リンク・・・(笑)そりゃそうだよね、12/3にセレッソが戦う相手は、何か得体の知れない未知の生き物なんかではなくて、FC東京というJリーグのチームなんだよね。そこを見失っちゃいかんね。

FC東京と対戦するに当たって何がいちばん怖いって、やっぱり店長(今野)だなぁ。去年、長居でFC東京と対戦して勝ったんだけど、あのときはアテネ直前で店長いなかったし(こっちもヨシトいなかったけど)

まぁ、そっちが店長なら、こっちは「FC東京の天敵」こと古橋がいますからね(笑)頼むよ古橋、今年最後の大仕事だ。


ちょっと雑談。

FC東京といえば、セレサポ的には忘れようにも忘れられない「サヨナラセレッソ」事件があるわけですが。

まぁ、それはアリっていうか、仕方がないとは思うんよね。直接の対戦相手である以上、負ければ(そのときだけは)見下されるのもやむなし。勝負の世界ってのは、そういうもんだ。

ただ、

東京Vへ惜別

試合後、ゴール裏のFC東京サポーターは「サヨナラ、ヴェルディ! サヨナラ、ヴェルディ!」と、J2降格が決まった東京Vに別れを告げた。01年のヴェルディの東京移転以来、同じホームタウン同士切磋琢磨(せっさたくま)してきた。その歴史にひとつの区切りが訪れた。来季もJ1で戦うFC東京は試合終盤に見せた魅力的なサッカーで、首都のファンを引きつける義務を負う。味スタにこだました「ウィー・アー・トーキョー!」のコール。首都の誇りはFC東京が守る。 (宮崎厚志)

さすがにこれはいかがなものかと思うんですよね。

もちろん、ヴェルディサポの人らがこれを聞いて怒りを覚えるのは当然のことでしょうが、それは私のような他サポが口を出すべきことじゃないだろうから置いときます。ただ、川崎の立場になって考えてみるとすごく嫌だ。

彼らがこの日対戦していたのは川崎フロンターレであって、ヴェルディじゃない。もちろん両チームとも、もはや残留争いに関係があるわけでもない。それなのに、試合後、全然関係のないチームの勝敗で盛り上がられたら、「なんだ?俺らの存在は無視か?」と言いたくなる・・・ような気がする。少なくとも、対セレッソ戦でこれをやられたら嫌だな、私は。たぶん「サヨナラセレッソ」よりも嫌。

(繰り返すようだけど、残留争いや優勝争いをしている場合、そのライバルの勝敗が気になるのは仕方がないと思うんよ、自チームの行く末に順位的な利害が出てくるから。でも、いまのFC東京にとってヴェルディの降格という事実それ自体は、順位的な利害をもたらすものではないからね。)

ついでに言うとこの記者も、よくもまぁこんだけ無理矢理好意的なことを書けるなと(苦笑)普通考えたらわかるやろ、純粋な惜別ではないって。

さて12/3。私らは・・・もちろん最終順位のことを完全に忘れ去ることはできないだろうけど、せめて試合中だけは目の前に敵に集中して、全力で戦いましょうぜ。