強い気持ち、強い愛

・・・なつかしいな(苦笑)<元ネタが。

試合の方はね、たぶん、ほとんどの方がおっしゃってることだと思いますが。

後半ロスタイムに入るまでの約90分は、どうしようもないクソゲーでした、はい。この日いなかったメンバーが、どのような形でどれだけチームに貢献しているか、嫌というほど思い知らされた。

ただし。

ロスタイムに入ってから(いや、ひょっとすると入る直前か?)徳さんがドリブル突破していってこかされてだけどPKじゃなかった場面。あれがPKだったか否かは、Jスポーツで再確認してみないとなんともいえませんが、それはおいとくとして、あの場面を見る限り、それでもあの時間にピッチにいた選手は、1点取ることを諦めてなかった。それは確かだと思う。

そしてあの瞬間。再びドリブル突破した徳さんのシュート→清水のGK西部が右手一本で弾く(敵ながらあれはお見事!)→こぼれたボールをのんびが拾う→古橋のダイビングヘッド!!

あのプレイに関わった選手、あるいは関わってない選手も含めて「このまま負けてなるものか、何がなんでも1点取るんだ」という気迫たるや、すさまじいものがあった。あのゴールを呼び込んだのは、清水から勝ち点2を奪ったのは、その気迫の差だったかもしれない。

で、何より嬉しかったのは、スポニチ大阪版の写真でも確認できますが、ゴールを奪った古橋本人が、すぐにゴール内のボールを拾ってセンターサークルに戻ったこと*1。本当ならあれを拾うのは、徳さんなり、ブルーノなり、とにかく古橋よりゴールに近かった誰かであるべきですが、それはさておき、勝ち点1で満足することなく、たとえあと数十秒しかなくてももう1点とりにいってやるんだ、勝ち点3を目指すんだ!という、古橋の気持ちが最高に嬉しかった。

古橋の強さを、この日活躍できなかった選手、あるいは今年に入ってあまり(あるいはまったく)出番をもらえていない選手は見習って欲しい。ヨシトほどの激しさ・熱さを持った選手に引っ張ってもらわないと力を出し切れないようでは困るんだよ。みんなで強くなってもらわないと。

ところで、古橋や徳さんたちを後押ししたもの、それは他ならぬ長居のサポーターたちだった。本当、すごかったですよー、後半のあの雰囲気。どんだけつまらないミスがあっても、残り時間が少なくなっても、決して応援の声を途切れさせなかったゴール裏。その声を支えるかのように、手拍子し続けたメインやバック。5月の広島戦と同じうねりを、それもより大きな規模で、また感じられた。そんな状況でのあの同点ゴール。

もちろん不満は山ほどあるし、こんなんで全然満足なんてできないけど、試合後のスタジアムは決して悪い雰囲気じゃなかった。私は、やはりロスタイムまでの過程があまりにも不満だったので拍手できなかったのだけど、私の周囲でも拍手で選手を迎える人はたくさんいたし、ゴール裏もかなり大きな拍手をしていた(まぁ半分は「激励」も込めてだとは思うけど)。そして「セレッソ大阪」コール。この辺の対応の差は、まぁ個人個人の考え方の違いってことでいいと思うけど。少なくとも、去年の、いちばん苦しかった時期のことを考えると、選手とサポとの関係もまた「日々進化」いや「日々化」しつつある・・・と思う。





さて、と。ここからはちょっと、いやかなりのお怒りモード。

ニッカン大阪版の番記者さん。あなたはあの日、あのスタジアムのどこにいて、どこを見てこの記事を書いたのですか?とくとうかがいたい。

そりゃもちろん、厳しい声を浴びせる人はいただろう(それどころか、SBのあの一帯なんて、そりゃもう・・・(苦笑))。けど、そんな一触即発的な殺伐とした空気なんてどこにもなかったよ。私がいたSBだけでなく、友人がいたゴール裏にも、メインにも。なのに、なんでこういう「針小棒大」な記事を書くかなぁ・・・それも(あえて言わせてもらえば)悪意の感じられる記事を。

セレッソ系ブログを書かれている人の中にニッカン関係の方(担当は全然違うようですが)がいらっしゃることはうかがっているのだけに、大変心苦しいことなのですが・・・我が家ではもともとスポニチはとってますが(これは同居人(実兄)の要望による)、セレッソが勝った次の日など(笑)いい気分にひたりたいときは、駅売でニッカンを買ってました。サンスポでも報知でもなく、まずニッカン。全紙買いでなければですが(笑)が、しかし、今年のJがはじまってから、一度もニッカン買ってません。いまのニッカンを買っても、とてもいい気分には浸れない。それならまだ日経とか買ってスポーツ欄だけ読んだ方がマシってぐらい。

番記者さん、それほどまでにセレッソが嫌いなら、いっそ上の方に掛け合って、担当を降りるってのはどうでしょうか?いまのような記事を書き続けられても、誰が幸せになるとも思えないし、私も購買意欲沸かないし、あなた自身も楽しくないでしょう?後任はぜひ中村基也氏・・・はやっぱり無理か(苦笑)あぁもう、この際あのブログの中の人が担当になってくれればいいのに!(笑)

なんにせよ、せめてもう少し取材対象に対して愛情を持ってくれる人に代えてもらえませんかねぇ?いまのままでは、本当に腹立たしいばかりだ。

*1:念のために言っておきますが、今年のワールドユースで採用された「ゴール後、攻撃側がボールに触ってはいけない」のルールは、現時点ではJリーグで採用されていません。