肌で感じる『世界』

で、バーレーン戦を見た後はストリーミングでツーロン国際トーナメントのフランス−日本戦を観戦。セレッソ関係では、前回のメキシコ戦ではシャケがフル出場でしたが(しかもかなりよかったらしい!ちくしょう、見たかった・・・)今回は千葉がフル出場。あと、2戦とも浦和の徳重(大)が出場しています。

・・・すっげー面白かったぁ!

フランスが、地元でもあり、またレベル的には明らかに格下とおぼしき日本相手に攻める気まんまんで、のっけからとばしまくり攻めまくり。しかし日本もたいしたもんで、なっかなかゴールを割らせない。どころか、相手PA内でハンドを誘発し、PKで先制点までゲットしてしまう始末。

こうなるともう、ますます攻めまくるフランスしのぐ日本という展開で、正直言ってついさっきまで見ていたバーレーン戦よりも緊迫感があった(ほら、あの試合での日本はセーフティ・ファーストだったから。特に後半は。)

結局、セットプレーからの2発で逆転されてしまうのですが、両方とも「んなシュートの打ち方するやつ、日本にはいねーよ!」って感じので、どうしようもなかったんではないかと。

徳重(大)がすごくよかった。上にも書いたとおり、2失点は日本レベルでは絶対あり得ないようなシュートだし、GKを責めることはできない。それより、流れの中からのシュートを止めまくっていたし、後ろからの声による守備陣統率もしっかりこなしていた。

千葉も悪くなかったと思う。イエローもらっちゃった後も決して臆することなく、ボールホルダーに対してがんがんチャレンジしていく姿勢は、見ていて気持ちよかった。2失点目のとき、得点者についていたのは千葉だったんだけど・・・何度も言うけど、あんなシュートは日本ではまずお目にかかれない。プロになってからはJチームでの試合しか体験していない彼らがあれを止めれないのはどうしようもない。今回の経験を糧にして、成長していけばいいと思う。

セレッソ以外で印象に残ったのは藤本、工藤、三木あたりかな。三木は途中で負傷退場しちゃったけど。

次の試合、フランスがメキシコに勝ち、日本が南アフリカに勝てば決勝T進出の可能性は残されている。残念なことに最終節はストリーミング中継はないけど(同時キックオフで、フランス−メキシコ戦が放送されるため)ぜひ結果を残してもらいたいもの。