それぞれの「大久保嘉人」

西中島南方さん。

さだまさしの「秋桜」という歌をご存知でしょうか?知っていらっしゃる方は40代前後ですから、このブログに来られる方は殆どご存じないでしょうね。

秋桜の咲くある秋の日。嫁いでいく娘の視点から、残していく母を想った、とてもいい歌です。大久保がマジョルカに移籍する事が正式に決まったと知った時、なぜだかこの曲を思い出しました。

40代には届いていない「りんでんばうむ」も一応知っていますが(笑)確かに娘を嫁にやる直前の親の心境ってこんななのかな・・・と思いつつ、なぜか一瞬「白無垢を着たヨシト」を想像してしまった自分に自己嫌悪(爆)

続いてCasa or Fueraさん。

思えば、セレッソに入団した頃から将来は海外でプレーしたいと言い続けてきましたよね。 セレッソの特番で「5年後は何をしている?」と言う質問が若手の選手に聞かれてました。 他の多くの選手が「海外でプレーをしている。」と答えてる中で、 一番海外でプレーする可能性を持っている嘉人だけ「今と同じ。」でした。

それは「海外行って、もう帰ってきてるから」っていう何とも嘉人らしい理由でした。 その時は今と同じと答えてくれた事に感動したよ。 またセレッソ戻ってくるんだーと思って(笑)

でも戻ってきたらダメですよ。その時は嬉しかったけど、もうセレッソユニは袖を通さないつもりでいて下さい。 どんなに苦しくても、どんなに辛くても、嘉人が世界で通用する事を証明してきてください。

「ヨシトなら大丈夫だよ。行って来い!」1年前ならまだ不安を抱えていたけど、今の私なら自信たっぷりにそう言って背中を押してやれます。ただ、その背中に触れた掌を離すことに一瞬のためらいが残る。そんな感じ。

fromthemorningさん。


彼に対しては親戚の子供を応援するような気持ちがあって。一足先に勝手にシーズン終了してしまう度に、インタビュアーの欲しがっている言葉を考えなしに話してしまう度に、ふーざーけーんーなーと怒ってみたりはするのですが、結局は、もうしょうがないな〜、と許せてしまうんですよね。
「(カンプノウで)試合できたら幸せでしょう?」という質問に答えた、あの表情見ましたか。彼には本当に、本当に幸せな人生を歩んでいって欲しいと心の底から思いました。

ヨシトは考えなしのやつだから(苦笑)ものすごくものすごく誤解されやすい。だけど、4年もつき合っていればその胸の奥深くにある優しさ、強さ、仲間を思う気持ち、そんなのが見えてくる。せめてサポぐらいは、いずれ来る別れの日まで、ヨシトの本質をきちんと見てあげたいな、と思う。

最後に、ミズイロバケツさん。たぶんこのエントリの全てがセレサポの心を代弁していると思うけど、少しだけ抜き出し。


ムカツきゃすぐに怒る。口が悪い。すごく悪い。
いじられキャラ。何故だか外国人選手と仲がいい。
小嶺先生には頭が上がらない。西澤組。
負けたことではなく、チームを去る選手の為に涙を流す熱い男。
愛すべきアホな選手。大切な「ウチの」嘉人。


代表に選ばれようと、雑誌の表紙を飾るまでになろうと、
私にとって嘉人は、「日本の大久保」じゃなくて「セレッソの嘉人」だった。
セレッソを離れても、スペインに行っても、それは変わらない。
どこへ行こうと、一番似合うのは桜色のユニフォームだと信じてる。
馬鹿馬鹿しいと思われるかもしれないけれど。

「ウチのやんちゃ坊主」。「りんでんばうむ」内でも、またよそのブログさんや掲示板(2ちゃん以外(笑))に書き込む時にも、私は時々ヨシトのことをそう表現しました。






「ウチの」

「やんちゃ坊主」






・・・ヨシト。