セレッソには珍しい

今発売中のサッカーマガジンの「止める蹴るしゃべる」は古橋です。

ご存じのとおりこのコーナーは発売後に完全版がWEBサカマガにアップされます。今回ももちろん載ってました。どういうわけか、武藤氏がこのインタビューを大絶賛していたので気になっていたのですが、今日ようやっとゆっくり読む時間を得られました。

さっそく読んでみる。

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すげー。

もともとサカマガの中でもこのコーナー自体すごく読み応えがあるのですが、今回の古橋のはいつもにも増してすごい。

以前(今年の春か)モリシがこのコーナーに登場した時にも取り上げましたが、その時「モリシはサッカーに関してはプレーによるアウトプットは秀逸だが言語でのアウトプットには難あり」という趣旨のことを書きました。今回の古橋のインタビューを読んでいて思ったのは、彼はプレーによるアウトプットも言語によるアウトプットも素晴らしいなということ。これはとても重要なことです。

私の仕事している業界でもそうなのですが、というか世の中のほとんどの業界がそうだと思うのですが、言語によるアウトプットがきちんとできる人というのは、言語によるインプットもちゃんとできます。つまり相手の言っていることを正しく理解できるってわけ。だからこそ学生期の国語の授業って大事なわけなんですが・・・今の中高生がどんな授業を受けてるのかわからないけど、私らの頃の国語なんて、漢字とか文法とかの瑣末なことばかりにとらわれて、肝心の「文章を正しく読む」ことにはあまり時間かけてなかったもんなぁ。私はよく授業を無視して、教科書の他のページを読んでたんですけどね(笑)

閑話休題。古橋はおそらくサッカーに関するインプット能力も極めて高いんだと思う。それは言い換えると「戦術理解度が高い」というわけで*1

なんか、こうして書けば書くほど、セレッソが古橋を獲得したのってものすごい僥倖だったんじゃないかと思えてきます。

セレッソのため、ホンダのため、日本のサッカーを愛する全てのファンのため、頑張れ古橋!

*1:ただし、言語によるインプット能力が低いからといって必ずしも戦術理解度が低いとも限らないからややこしいんですけどね。モリシがいい例(笑)