長居の中心で、アキへの愛を叫ぶ。

実際には長居の中心どころかだいぶ外れてますが(笑)<我が家

えーと、ウチから何度もトラックバックさせていただいているsbc_blogさんですが、今日のこれはもう絶対に紹介したい。サキさんの名文です。一字一句漏らさずお読み下さい。

世界の中心で、アキと叫ぶ。

もう今さら説明の必要もないことですが、私はモリシヲタです。が、同時に間違いなくアキフェチでもあります(笑)以前おりたさんが「日本で一番シュート技術が高いのは西澤ではないか」とおっしゃっていましたが、私はそれについては半信半疑です。というのは、もちろんシュート技術が高いのは間違いないのですが、何も考えてない時の久保にはかなわない、と思っているので(笑)逆に言うと「下手に考えてしまった時の久保」よりはアキの方がうまいと思う。基本的に頭のいい人なので、監督の選ぶ戦術によって与えられる役割が全く違ってしまっても、ちゃんとこなせる人です。

トルシエ氏は、確かにW杯本戦ではテンパってましたね。もしトルコ戦でアキの先発という選択肢を考えているのなら、その前のチュニジア戦で2−0になった時点(つまり、これでもう確実に決勝トーナメントに進出できると確定した時点)で、誰かに代えてアキを出すことで、アキを「W杯」の空気になじませることが絶対必要だったと思う。さらに言うと、アキ1トップという戦術をとる時にはモリシの存在は必須だよ、というのは当時の代表サポの間でも共通認識だったと思うんだけどなぁ(苦笑)トルコ戦のことはさておくとしても、やはり代表の負担というのは、周囲の予想以上に大きかったんだろうな、と思います。

W杯後、モリシは復調できたのにアキが復調できなかったのはなぜか、と考えると、これはもう皮肉としか言いようがないのですが、モリシには2000年末のオバトレと、翌年の数度の負傷による戦線離脱によって、飛び石の形ではありますが身体を休めることのできる期間があったからではないかと。アキは00年末にリーグ戦終わってすぐ移籍して、まぁスペインでもイングランドでもほとんど出番はなかったけども(苦笑)練習やリザーブリーグの試合にはずっと参加していたし、もちろん間に代表戦もあって、W杯が終わるまでは本当に休む間がなかった。

「そんなこと言ったら中田ヒデなんか、どれだけ無理してきたと思ってるんだ」とつっこまれそうなんですけど、そしてそれは実際その通りなんですけど、ただこれは以前、セレッソのフィジコの方がおっしゃっていたことなのですが、アキって、生まれつき疲労しやすい体質*1なのだそうです。そういうのが体質改善うんぬんでどうにかなるものなのかどうかは、そっち方面の専門じゃないのでよくわかりませんけど。それに実際、今まさにヒデにも蓄積した疲労が一気に出てますからね。やっぱり、長く無理をさせてしまうとろくなことがない、ということです。

あーなんかもう何が言いたいんだかよくわからなくなってきた(苦笑)つまり、事情を何も知らない人から見れば今のアキなんて大したことはないって見られるんだろうけど、少なくとも以前からセレッソを応援してきた人たちは、アキがもう長いこと無理してきたことを知っているし、特にセレッソに復帰してからは「無理をさせてしまった」ことをも知っている。それでもアキは、今はもう自分のためだけではなく、「セレッソのため」にプレーし続けてくれている。そんなアキだから、セレサポは彼のプレーに対してひときわ大きな歓声を送っているんですよ。そう、下手をするとヨシトに対して以上に。

監督の件ですけど、もう決定打だったと思いますよ、あれは。いくらウチのフロントが(略)でも、あの監督とアキとを天秤にかけるはずがない。かける必要すらない。日曜のスポニチの記事でみんなパニックになってるようですが、現実問題として少なくとも柏戦までは指揮を執ってもらわないといけない*2ので公表できないだけ・・・と思ってますけどね、私は。

*1:筋肉に乳酸がたまりやすい、ということだそうです。

*2:今のセレッソ内部にS級ライセンス保有している人がいないから。