それでこそアント。

で、家でぐったりまったりと競馬中継を見て、その後広島−鹿島戦を途中から見てました。既に小笠原のPKが入った後でしたが、えーと、普通に面白かったです。中盤での攻防、それぞれの特徴がよく出たボール回し。ただ、私はやや広島寄りの気持ちで見ていたのですが、中盤でボールを回しているところまではいいんだけど、ゴール前にボールが出た時に点が入る気がしないというか、シュートに持っていける気配があまりなかったなぁ、と。特にポスト役の外池(!)が引っ込んでからは、ほとんどサンパイオ御大がその役を担っていて、でも本来ボランチの位置にいる人にそれをさせるのは基本的に無理があるだろうっていう。カズと浩司のふたりをFW登録にしていることに、何か意味はあるのか?と、今日の試合を見ている限りではちょっと思いました。

あ、でも外池との交代で出てきた前田?って人はけっこう面白かったです。あの積極性は1年目のシャケとか、今のコケに通じるもんがあるかも。あとね・・・顔がアップになるたびに思ってたんですけど・・・パタリrいやほんまにすんません(笑)

一方の鹿島は、なかなかゴール前まではいけないけど、ゴール前までいったらちゃんとシュートで終わっている。1-0のゲームで、この差は大きい。

と思いつつ見ていたら、実はこの試合のハイライトは44分を過ぎてからでした。まず鹿島が野沢に代えて中島。で、ロスタイム突入直後、ボールが広島DFの裏をついてその中島へ。既に動き出していた中島、抜ければGKと1対1というところで吉田恵が痛恨のファウル。ボール蹴らずに玉蹴ってどうする(謎)明らかに危険なプレーでもあり、上川主審は迷うことなく一発レッド。日頃何かと話題の(苦笑)上川さんですが、この判定はやむなしでしょう。

この時点で既にロスタイムを1分以上消化、1-0というスコア、アウェイであることを考えれば残り時間をせいぜい無駄遣いして逃げ切る・・・かと思いきや、ひとり少ない広島DF陣に怒濤の波状攻撃を仕掛け、ついに試合終了直前にだめ押しの2点目をゲット。しかもそれが中田浩二の復帰後初ゴールってんだからたまらない。このゴールでタイムアップ。

結局、鹿島の大人げなさしたたかさを存分に見せつけられた試合でした。うむ、「ヒール」とはこうでなくちゃだよ。

ところで、今日の試合はいったいどこで行われていたんですか?(画像参照)