約束の橋

どうしてもきちんとご紹介したくて、あえて別トピにしました。
横浜FCサポの「ごまっつさん」という方の、3/18付の日記。(ごまっつさん自身がたびたび用いる言葉を借りて言えば)「現場」にいた方です。もちろんその内容は、「現場」にいた人にしかわからないエピソード満載。国歌独唱のくだりなんて、想像しただけで鳥肌が立ってしまったよ。もう一字一句全て読んでいただきたいぐらいなのですが(ただし宴会突入のくだり以外(笑))特に胸を打たれたこの一文。

  • そしてその次に「結果だけ見れば」無事にアテネ行きの切符を手に入れたわけですけど、実は途中で土壇場に追い込まれてしまい、その窮地を救った選手のことは永遠に語り継がれるのではないかと。試合終了後であっても、全くネタ的な野次などは少なくともごまっつの周りでは飛びませんでしたわ。純粋に活躍して結果を出したんだ。彼がアテネにみんなを連れて行ったんだな、と周りの方々も同じく一様に思っていたみたいでした。そして彼を心から嫌いだった人も本当に昔から追いかけていた人も心を一つにして会場中のみんなで大合唱を。本当に大きく、そして今まで聞いたことがないような力強い声で賞賛の思いを込めて。

  「おおくぼ〜よしと〜、らららららら〜
    おおくぼよしと〜、らららららら〜」と何度も何度も会場中で(涙)。

・・・ヨシトは覚えてるだろうか?「やべっちFC」に初めて単独出演した時のこと。「第1回しりとリフティング」で、「リンパ管」で負けたんだっけ(笑)*1「う○こ」も言っちゃったし(爆)あのコーナーで「う○こ」がNGワードになったのはヨシトのせいだって、わかってるか?(笑)「言葉には気をつけろ」と、あの時から言われてたのになぁ・・・

まぁ、それはさておき。罰ゲームの「使いパシリ」(笑)で、南津守の練習場前の自動販売機で買った缶コーヒーを握り締めて、お約束の「ハーイやべっち!」のあとに、ヨシトはこう言った。

「絶対、おれがアテネに連れて行くんで。」

1年かけて、ヨシトはその約束を果たしてくれた。レバノン戦で、試合開始前に見せていた鬼気迫る表情。同点に追いつかれた直後の「下を向くな!」というメッセージ。ピッチを、スタジアムを、日本中を再び奮い立たせてくれたあのゴールに込められた思い。本当に弾けるような笑顔を見せ雄叫びを聞かせてくれた、UAE戦での2ゴール。全てはこの約束を守るためにあったんだ。

本当にありがとう。さぁ、次はアテネで最高のプレーを見せておくれ!

*1:そして第2回の松井大輔は「リンパ腺」で敗北。以来、松井・大久保コンビのことを「リンパ兄弟セレッソ対京都戦を「リンパ対決」と呼ぶのがならわしに(笑)