今度は80分。

苦しい状況のときに救ってくれる人。それを「ヒーロー」と呼ぶ。

甲府戦、そして今日の大宮戦と、サブとして出場した2試合の西澤明訓は、まさしく「ヒーロー」と呼ぶにふさわしい存在。

あなたは最高だ。あなたがセレッソにいてくれて、本当によかった。




そこの他サポさん、まぁちょっと聞いとくれよ。我がセレッソは5月に入ってから今日までの5試合、すべてアウェイゲームなのだよorz 長居スタジアム側の都合もあるとはいえ、何考えてんだよJリーグ。で、そんな地獄のアウェイツアー最終日ともなれば、そりゃあレギュラー組はみんな疲労も蓄積されてるわな。もちろん勝ち点3を取って決勝トーナメント行きを確実なものにしたい、という意向は当然ありつつも、一方でモリシ・アキ・ブルーノ(!)の3人をサブに回したところに、塚田さんのジレンマを感じる。

だからこそ、だからこそ今日は、可能な限りスタメンの面々で、ベテラン組の力を借りることなく勝ち点をもぎ取ってほしかったのだが・・・結果だけを見れば、どうにかブルーノを完全休養させることができた守備陣はまだしも、やはりモリシとアキが入らないことには何もできない攻撃陣の苦悩は、どうしたものか。ニッカンのスコア速報で見ると、ポゼッションは上回っているにも関わらず前半30分までシュート0だしorz

しかし一方で「ここを耐えしのげば、後で(体力を温存させた)モリシさんとアキさんが入ってくれば、そこから反攻に転じられる!」という絶対的な信頼感がスタメンの選手を支えているのだとすれば、それもそれで「アリ」なのかなぁと思えてきて・・・実に難しい。

(そう考えると、やはり2002年後半の「ラスト15分で眞中靖夫に対する信頼感ってのは絶大なものがあったよね。ほとんど「信仰」とすら言えるほどに。)

とにかく、こちらが10人になってから追いついた。この事実は「勝ち点1」だけではなく、選手自身が「これだけ頑張れば、耐えしのぐこともできるんだ!」という確かな手ごたえとして、後々きっと大きな意味を持つんじゃないかな。そうあってほしい。

そういえば、去年前半のセレッソも「じりじりするような展開を耐えしのぎ、ラスト15分を切ってから勝ち点をもぎ取る」という、地味だけど手堅いサッカーをしてたよね。あの前半という土台があったから、後半の躍進につながったんだけど、あのときの土台を取り戻しつつあるのであれば、7月に再開されるリーグ戦にもそれなりの期待が持てるよね。

まぁ、リーグ戦のことはひとまず置くとしても(どのみち6月のナビスコ杯準々決勝が終わったら約1ヵ月半の中断だ)ともかくナビスコ杯の最終節だ。長い長いアウェイの旅を終えて、最後の最後でようやくホームに帰ってくる。みんなで勝利をかちとろうじゃないか。

・・・とその前に、明日はコソーリと甲府を応援するけど(笑)




あーそうそう、忘れてた。

東美は日曜日までアキにつきっきりで、炊事洗濯掃除靴磨き背中流し布団干し(明日明後日は雨だけど)もうすべてやっちゃいなさい。

確かに、あの布陣では東美のとこが一番苦しいのはわかる。けど、一番苦しいポジションだからこそ、そのポジションの人が退場しちゃいけないんだよ。

コバさん時代に一番苦しかったのは文句なしでアキのポジションだったけど、アキは今年に入ってからまだ一度も退場してない(去年は2度やったけど(苦笑))。確かにしょっちゅう主審に文句言っててヒヤヒヤさせられるけど(笑)試合中に1度警告を受けたら、少なくともその試合の間は必死で我慢しているのが、スタンドからでもわかる。それは「ここで自分が折れたら、試合そのものを壊してしまう」ということが、よくわかっているからなんだと思う。

そしてもちろんプレー面でも、尻・腰・両膝と「よくこれでまともにプレーできてるよなぁこの人」というぐらいあちこちに爆弾を抱えた状態で、そのボロボロの身体を投げ打って、ゲームをつくろうとしている。今日の得点シーンなんかは、アキの全身全霊の力を振り絞ってDFを引きずりながら伸ばした足から生まれたもの。

そういうアキの背中から、東美はもっともっと学んで欲しい。アキほどの選手と同じチームでプレーできるって、ものすごい幸福なことなんだからね。

・・・なんだか、まるでアキが「セレッソ家」の長みたいやな(笑)オカンはもちろんモリs(ry