貴重な体験

いやもう、本当にすごかったです。雨風。あんなとんでもない天候でサッカー見たのなんて初めてだ、私。2年前の草薙もたいがいだったけど、ヤマスタはもっととんでもなかった。

いろいろな要因があって0-3というスコアにはなったけど、少し歯車が違えば3-0・・・はさすがに無理でも(笑)でも2-0とか3-1にはなってた試合だと思う。負け惜しみでもなんでもなく。選手も監督もちゃんとわかってたと思うよ、雨脚の強さと風向きから考えて、前半のうちにリードしとかないと絶対苦しいって(後半の最後20分ぐらいでぱたっと雨やんだけど、前半の時点でそんな天候の変化を想定できた人はこちらにもあちらにもいなかったろう。)だからこそ前半、あんなに飛ばしたんだろう。後半の2失点は、90分の試合の中でもいちばんひどい暴風雨の時間帯だった。もしあれが、後半ではなくて前半、トミーのミドルというかループというか、あのあたりの時間帯だったら、果たして川口でも即座に対応できていただろうか?

まぁ、そこで「失点しない」言い換えれば「自分たちが有利な状況になるまで、徹底的に我慢できる」ここが「さすがジュビロ」だと思う。多少(?)力が落ちようが、選手の入れ替えがあろうが、王者としての経験がちゃんと生きている。いや、こういう経験があればこそ、王者になれたのか。鶏が先が卵が先かって話かね、これは。

すごく難しい状況(っていうのは、怪我人とか出場停止のことも含めての話ね)の中で、セレッソは決して無抵抗に負けたわけではなかった。けど、やっぱりいまのセレッソで、この条件でジュビロに勝つのは難しかった。そういうことだと思う。

これ以上のことは語りたくないというか・・・。いや、失望して言ってるんじゃなくてね。あの試合に関しては、テレビ越しには絶対に伝わらないこと、あの場で見てた人、あの猛烈な雨風を実体験した人にしかわからない(であろう)ことがあまりにも多すぎる。そんな気がします。

で、案の定、日曜の夕方に帰宅して以降の私はまるでダメダメなわけですが(;´Д`)言っときますが私、ゴル裏ではなくてメインです(体力に自信がないので)にも関わらず、このていたらく。

もう、日帰りで行けない距離の遠征は無理な年齢なのかなぁ・・・orz




そうそう、大阪に帰ったら、これだけは言おうと思ってました。

いちばん雨風がひどかった時間は前田に2点取られたあの時間帯なのですが、開門して1時間(つまり17〜18時)あたりもたいがいすさまじいものがありました。その後も「さっきよりはマシ」という程度のもんで、はっきり言って試合が始まる前の時点で、ゴル裏サポのみなさんはそうとう体力を奪われてたんじゃないかと思う(ヤマスタって、ホーム側ゴル裏は1階にいればかなり雨をしのげるけど、アウェイ側って屋根ないんだよね・・・)

にも関わらず、サポの皆さん、多くは大阪から駆けつけたであろう彼らは、90分間声を出し続けた。後半、立て続けに2失点し、しまいにはハットトリッ栗をくらい、それでも応援をやめなかった。のみならず、試合後にはブーイングではなく、力強い「セレッソ大阪」コールで選手たちを迎えた。

結果だけ見れば0-3なんだから、ブーイングされても仕方がなかったとも言える。けど、あの悪天候、いくつかの不運、そして水曜にはもう次の試合が控えていることを考えると、あのときに必要な声は叱咤ではなく激励だった。ゴル裏の人たちはそう判断したんだろうと思う。その判断は正しいと、私も考えます。何より、あんな悪条件の中を最後まで途切れることなく応援し続けた人たちが選んだことを、否定できるようなサポはいないだろう。

ヤマスタのゴル裏にいたセレサポの皆さん、本当に本当にお疲れ様でした。めっちゃくちゃカッコよかったよ。お互い、身体きっついと思うけど(苦笑)なんとか体調を整えて、次の試合に備えましょう。<チラシの裏>
しかしさぁ・・・「HOT6」とか言うてるけど、もう少し日程考えてくれんかねぇ。せめて土・水・土ときて一週間休んでまた土・水・土ならもう少し違うだろうに・・・。