歴史は繰り返す

えー、古い話で恐縮ですが、2004年2月18日のログより。

寒空の中であんな試合を見せられた人が負け組、おうちでぬくぬくとこたつに入りながらあまりのふがいなさに罵倒しまくっていた人が勝ち組だとするなら、最後15分を2画面対応テレビで「トリビア」と並べながら見て(しかも音声は「トリビア」)肝心の久保のゴールを無音声でしか見ていない私は果たしてどちらなのでしょうか(笑)




そして今日。

またしても最後15分を2画面対応テレビで「トリビア」と並べながら見て(しかも音声は「トリビア」)ロスタイムに決勝ゴールがあったわけですが。

・・・

皆の者、私を神とたたえよ。




もちろんそんなわけはなくて(笑)今日の神は大黒です。大黒ありがとう大黒。セレサポ的には複雑だけど(苦笑)でも今日だけは大黒様々。インタビューがばりばり大阪弁だったのがちょっと嬉しかった(笑)ただ、彼の代表初ゴールはああいうこぼれ球からの形ではなく、ボランチもしくはトップ下からの「木立の間をすり抜けるような」スルーパスからのシュートであってほしかった・・・と思うのは、ちと贅沢すぎますかね?




それはそれとしておいといて、だ。

確かに表面的な事象は1年前と変わらないけど、私はあの時ほどには心配はしていません。インタビューを見る限り、選手もジーコ監督も、何が悪かったのかは理解している(もしくはしようとしている)のは伺えたし。

心配なのはですねぇ・・・なんすか、あのゴール裏。

あの試合は親善試合じゃねーんだぞ。ドイツW杯出場のための最終予選なんだぞ。しかもFIFAランキングにおける北朝鮮の順位、さらには同グループのイラン、バーレーンの順位も考え合わせると、某テレビ局のあおりじゃないけど(苦笑)絶対に、ぜーったいに負けちゃいかん、いや勝たなきゃいかん試合なんだ。

それがなんで、同点にされた後、日本の攻撃でシュートが枠に入らなかったのに笑ってられるんだ。なんで中村俊輔が投入されるとわかっただけで黄色い声をあげられるんだ(言っとくけど俊輔が悪いわけじゃないぞこれは(笑))

なんであんな試合の後に万歳三唱なんかできるんだ(これはどっかのスポーツバー@NHKニュースより)なんであんな試合を見た後の帰り道で「完璧っ!」なんて喜んでいられるんだ。

昨日ああ言った以上、この試合だけでもって即ジーコ体制否定とかはしないけど、でも・・・昨日書いた「遅すぎても早すぎてもいけない」の問題が、この先、重くのしかかってくるかもしれない。果たしてこのサポたちは、いざというときに協会に正しくプレッシャーをかけることができるんだろうか?

あと、ああいう試合展開になってしまった以上しかたないのかもしれませんが、いらんカードもらいすぎましたね。おかげで、(サッカー的な見地からいって)いちばん厳しい試合になるであろうアウェイのイラン戦を、田中マコ*1三都主抜きでたたかわなければいけなくなってしまった。三都主のところは、怪我さえなければ自動的に三浦アツ*2になるんだろうけど、そのアツの控えが必要だな。そしてDFライン・・・ま、まさか「中澤宮本松田」の3バック!?(汗)




個人的な好みの問題ではありますが、日本代表が世界大会への出場を決めるための試合は、やはり国立競技場で開催してほしいんだけどなぁ。

(追記)日本のかぶとむしマンセー(笑)最後の3本勝負は、マジで手の汗握ったよ私は。

*1:少なくとも現時点でのA代表に「田中」姓はひとりしかいないはずなのに、なぜついつい「田中マコ」と呼びたくなってしまうのだろう?(笑)

*2:これもついつい(以下略)