奇跡とは

「起きる」ものではなく「起こす」ものなのです。

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結果だけを見れば「15位」。ブービー。例年なら降格が決定している成績。

こんなもんで満足してもらっちゃ困る。それでなくても10周年である今年はタイトルを狙っていたはずなんだから。フロントも選手も、そしてサポも、いっぱい反省しなくちゃいけないだろう。

が、今日は。今日だけは、何もかも忘れて喜びに浸っていい。人生にはそういう日があるし、今日の試合はそれに値するものだ、と思う。

ヨシトがPKを蹴る時、セレサポは「手をつないで」祈りを捧げた。

PKが決まった直後、ベンチにいたヌノさんやモリシが飛びだしてきて、アキの真似をしてダブルピースをするから何ごとかと思ったら(笑)あれは「大分−柏は2-2の同点だよ」という合図だった(とわかったのは試合終了後だけど)あと数分持ちこたえれば、逃げ切れば残留できるということを、ピッチ上の選手たちになんとか伝えようとした。

そんな必死の思いがあればこそ、この結果がついてきた。

ここ数試合、あえてこの言葉は使わなかったんだけど、最後だし言ってしまおう。今日のセレッソは、ピッチ上も、ピッチの外も、そしてサポも、本当に「いちがん」だった。微力ながら私もその輪の中に加われたことが本当に嬉しいです。今日、新潟でお世話になったサポの方々、本当にありがとう。

セレッソ側に飛び入り参戦してくれた横浜FCサポさんが見た、今日の試合。新潟ともいろんな意味で縁の深い方だけに(笑)非常に公平な視点でゲームを振り返っておられます。