彼らだってまだまだ現役
しょせん憂患不治、と言いたいところなんだけど、川淵氏のコメントまで取ってきてるところを見るとある程度信憑性があるのかなぁ*1。うーん。なんか魚の小骨がノドに引っかかる気分だ。
いや、確かにこういう形でベテランに敬意を表するという手はアリかもしれないなって思うんですよ。ある意味、なまじの親善試合以上に結果を求められない、楽な試合ですからね(笑)バッジオが代表引退試合をしてもらったように、こういう人たちがもう一度代表ユニを着る姿を見てみたいという気持ちは私にもあります。
ただね、ここで名前が挙がっているカズにしろゴンちゃんにしろ、決して代表を引退したつもりはなくて、ゴンちゃんに至っては「2010年まで出る」つもりまんまんなわけですよ(笑)ドーハの絶望もジョホールバルの歓喜も知る彼らだからこそ、シンガポール戦のような「勝利を求める必要のない試合」に召集されるのは拒絶するかもしれないなぁ、なんて思ったり。
ただ、先日から何度か書いているB代表(A2代表)の結成を前提として、そのB代表が強化のための試合をする時に「代表経験豊富な選手として、その記憶と経験を引き継ぐために」ひとりかふたりのベテランを召集するというのはありかもしれません。もちろん、それは単に「継承」という意味だけではなくて、その代表で十分な実績を残せば、若手であろうとベテランであろうとA代表への扉が開かれる、ということであれば、代表としての意識づけができつつ競争が激化されて、さぞ面白いことになるだろうなぁ。