終わりよければすべてよしと言うじゃないか

昨日の韓国戦、人によってずいぶんと意見が分かれていますね。私も含め、多くの方が「やばい」と感じているようなのですが、実はその「やばい」の意味が人によって全く正反対だったりするのが何とも面白い。

まず「山本ジャパン、全然あかんやん」の「やばい」。予想はされていたこととはいえ、ほとんど戦術がないに等しい。ぐだぐだ。バテすぎ。

ただ、これに関しては「いや、今の時期はバテてもいいんだって」とも思う。なんせ、最終予選の時にコンディションのピーキングをミスして、肝心のUAEラウンドから下り坂に入っていってしまってたからね(だからこそ、スーパーサブとしての高松が生きたのかもしれないけど)相手が韓国とはいえ、しょせん本番前の壮行試合、「んー全体的にやや調子悪そうだなぁ」ぐらいがちょうどいいんでないかと。

逆に「おい、いくら韓国相手だからって張り切りすぎだろ、危ないぞ」という「やばい」。私もこちら派です。実際、一番怪我をしてはいけない立場にあるはずの店長が負傷退場してしまって、どうなることやら。韓国もそうだったけど、いくら相手が「最大のライバル」だとはいえ、本番を前に怪我をしてしまっては元も子もないんだから、もう少し「抜いて」いかないとあとがきつくなるよ。え、ヨシト?やつの場合はおそらく、今の段階でいったん限界まで振り切らせておいて、それからアテネ直前まで「抜いて」んでまた上げていくぐらいでちょうどいいんだと思う。常人とは感性もバイオリズムも違うから(笑)

まぁ、昨日の試合を見て「面白いやん」と思った人は、その前の日に見た試合があまりにアレだったからよけいにそう思うんだろうなぁ、と。私の場合は15分+ロスタイムしか見てませんが。